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- ご挨拶 -

 

  全国の遠洋カツオ一本釣り船は、30年前230隻ほどだったのが現在はたった27隻です。
このことを知り自称サカナマンとして私は大変心配しております。
それは、研究者でもない映画屋の私ですが、長年現場の漁師さんたちと接してきて、この漁法がカツオ資源の保護にもっとも適していると思うからです。
  一本釣り漁法では、釣れるのはカツオの群れのほんの一部で、大半は泳ぎ去っていきます。これは、マグロの延縄漁と共に比較的資源にやさしい漁法といわれています。
これに対し、効率を優先する巻き網漁法は、カツオの群れを一網打尽にして獲ってしまいますので、持続的な資源利用のためには今後より強い規制が必要といわれています。 それに、マグロの幼魚まで混獲してしまうと今問題にしている人たちもいます。

  現在、世界的に水産資源の枯渇が心配されています。そうした中で、ノルウェーはサバの持続的資源利用のための努力をし、エコ漁業として成功させたと伝えられています。 日本では2009年に土佐鰹水産(株)のカツオ一本釣り漁業グループが、カツオ一本釣り漁業で世界初のMSC基準認証を取得しました。 MSC漁業認証は水産資源が持続可能に適切に管理され、環境に配慮した漁業を認証する国際的な制度です。
また、日本国内では、マリン・エコラベル・ジャパン(MELジャパン)が、水産資源と海にやさしい漁業を応援する制度として2007年12月に発足し、全国近海かつお・まぐろ漁業協会所属の67隻の近海カツオ一本釣り漁船と日本かつお・まぐろ漁業協同組合所属の27隻の遠洋カツオ一本釣り漁船が認証されました。 流通加工段階部門では、土佐鰹水産(株)を含む焼津の10社の加工業者が遠洋かつお一本釣り漁業で漁獲されたカツオ・ビンナガ流通加工で認証されています。

  今まで小社は、漁師さんたちの働く姿を漁師の目線で映像化し、主に漁師さんの家族や水産関連者を対象に上映して参りました。
今後は、水産庁の上田勝彦さんの『魚の消費が減っているのは魚離れでなく、調理離れだ』という言葉に共感し、美味しい魚の食べ方など、様々な魚料理なども紹介していきたいと思います。

    

黒田プロダクション 代表 サカナマン黒田輝彦

焼津・新屋新港で水揚中の
遠洋カツオ一本釣り船(2007/3/20)








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