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遠洋マグロ延縄漁

「ザ・サカナマン」

1979(昭和54)年製作・80分

協力:新造丸漁業(静岡県旧戸田村)

製作・監督・撮影:黒田輝彦
解説:斉藤次男/細谷孝子
語り手:吉良冬太
録音:中野国夫
選曲:河合直
ネガ編集:大島ともよ
タイトル:スタジオ・ビック
録音所:シネビーム
現像所:東洋現像所  

1977年9月から翌年7月にかけての10ヶ月間、静岡県戸田港所属の遠洋マグロ漁船、第17新造丸(402トン・近藤一幸漁労長・乗組員21名)が、西経太平洋のペルー沖漁場でメバチマグロを追っての186回の操業風景を漁師2年目の甲板員が記録した映像。
◆寄港地:パナマ・バルボア港◆洋上補給:黒貝丸
◆洋上会合:第21共和丸(三重)/第32海王丸(三重)

DVD:販売価格3,150円
ライブラリー価格15,750円



重さ200キロを超える
クロカワカジキ




私が乗船したマグロ船はリール式で、「ブランくり」といって3人ずつ交代で作業台に上がり、機械で巻き揚げる長さ120キロの幹縄からブラン(枝縄)を手で外し輪にまとめました。
初航海、私は1年間のカツオ船の経験と航海中に船尾で練習しこの作業ができると思っていました。しかし、いざ操業が始まると腕の筋肉が思うように動かなくなり遅れるばかりでした。
マグロ船では、乗組員が全員同じ仕事が出来 て初めて一人前の配当金がもらえるわけです。従いまして、誰も助けてくれません。そればかりか、仕事が出来ない者は「素人」と呼ばれ馬鹿にされます。 私の場合、甲板長が心を鬼にして尻を蹴飛ばしてくれたおかげで、1週間で次に揚がってくるブランを待つ余裕が出来るようになりました。
また、マグロ船では出身地や年齢が同じということで親しくなりますが、私は同年の横須賀出身のボクサー経験者と朋輩となりました。
撮影を始めた2航海目、シャッターチャンスがくると急いで彼に仕事を交代してもらい、晩酌のウイスキーが残り少なくなると次の補給日から逆算して、一日分をきっちり半分に分け合って飲みました。
しかし、その彼は十数年前、ケープターン沖で投縄中事故で亡くなってしまいました。

●主な上映会(上映順):
1979年:
旧清水市・県漁連ビル会議室(静岡)/旧清水市・三保造船所(〃)/朝日生命ホール(東京)/旧戸田村・会議室・主催;新造丸漁業(静岡)/日仏会館ホール(東京)/築地魚市場・主催;大物業会/ 焼津市・漁協会議室(静岡)/高円寺会館(東京)/全漁連ビル会議室・主催;漁業問題懇談会(〃)/四谷公会堂(〃)。

1980年:
旧清水市民文化会館(静岡)/焼津市民センター(〃)/横須賀市・丸幸水産(神奈川)/東京水産大学・大講堂・主催;寮生、
OB会/全日本海員組合・千葉支部/ 清静中央卸売市場・主催;若い衆発展の会(静岡)/沼津労政会館・主催;市長、魚市場社長(〃)/東海区水産研究所・主催;全農林同所支部(東京)/世田谷・生協本部(〃)/ ゼンセン同盟・中央教育センター(岡山)/銀座・太平洋水産(東京)/農林水産省・7階大講堂・主宰;全農林水産本庁分会青年部/日本橋・東食(東京)/
名古屋中央卸売市場・主催;青年団体連合会/農林水産省・水産統計課/

以後現在整理中


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